この10月の三連休を利用し、美音倶楽部会長RYOさんの引率・運転で大阪・京都方面を回ってきました。
一軒目は、ウェルフロートを開発された永田さんのお宅です。
最初はアナログを中心に聴かせていただきました。
トーレンスのプレーヤーを指され、「何か気付かれますか?」と聞かれましたが、分かりません。
EMTのアームに構造的に取付できないオルトフォンのカートリッジが取付されてるのだそうです。
不覚というよりも、私トーレンスもEMTも元から知りません。
他の機材は、
こんな感じでした。
ピアノとチェロが置いてありますので、楽器の知識もこれも全くない私は、弦は何で出来ているのですかと質問させていただきましたところ、鋼線に銀線を巻いているのだそうです。
銀は豊かに響かせるのでしょうか。
ピアノの弦も中を開けて説明してくださり、最低音部以外の中高音部は2本、3本と複数本使われているのを知りました。そうしないとエネルギーが出ないのだそうです。
やっぱし!
スピーカーも然り? 私の方向は間違ってない!!
そして、演奏を聴かせていただきました。
生の想像を超える音量と豊かな響きに驚きました・・・・
この音はスピーカーからは出ないと思いました。
永田さんの再生装置から出ていた、誇張のない豊かで透明感があり、さらに芯のある音は、こういう楽器の音を知っていることから生まれているのですね。